キャットフードを選ぶ前に知っておきたい4つのこと

  1. 1猫の1日あたりの摂取カロリー
  2. 2猫に必要な栄養素
  3. 3キャットフードの分類
  4. 4キャットフードの選び方

猫の1日あたりの摂取カロリー

猫の1日あたりの摂取カロリーは週齢と活動レベルによって異なります。
次の計測ツールを使って、現在の給餌量が適量かどうか調べてみましょう。

留め具
留め具
留め具
留め具

羽猫の摂取カロリー量を計測する羽

猫の情報を選択
kg
現在与えているフードがある
100gあたりのカロリー
kcal
1日に与えている量
g

理想の摂取カロリー

1日あたり約〇〇kcal

現在の摂取カロリー

1日あたり約〇〇kcal

※一般社団法人ペットフード協会「猫のステージ毎の一日あたりのエネルギー要求量」を参考

これからキャットフードを購入する方は、
こちらを基準に購入するキャットフードを検討してみてください。
既にキャットフードを与えている方は、給餌量は適量でしたか?

給餌量が適量ではなく、飼い猫が痩せすぎていたり、肥満があるという場合には、医師に相談して食事や生活環境の見直しを行ってみましょう。

飼い猫が痩せているのか、太っているのか分からないという方には、
猫の肥満度合の指標を確認できるウォルサム®S.H.A.P.Eガイド※1をお勧めします。
下記にも日本語訳したものを掲載していますので、ご活用ください。

毛並みに逆らうように手で撫でて、すぐに胸郭が分かりますか?※2(力を加えずに)

毛並みに逆らうように手で撫でて、すぐに背骨が分かりますか?(力を加えずに)

痩せ気味

体脂肪量が標準より少ないです。

オススメフード

毛並みに逆らうように手で撫でて、すぐに助骨の輪郭が分かりますか?(軽く力を加えて)

毛並みに逆らうように手で撫でて、すぐに肩甲骨と骨盤が分かりますか?(力を加えずに)

痩せすぎ

体脂肪量がほとんどないか、またはまったくありません。

オススメフード

毛並みに沿って手で撫でて猫の両脇腹をなでます。腰のくびれが分かりますか?

助骨をおおう脂肪の層がありますか?

痩せている

体脂肪量が少ししかないか、またはまったくありません。

オススメフード

猫の健康や動きに問題がありますか?

猫のお腹にたるみはありますか?

理想的

標準的な体脂肪です。

栄養もチェック!

太りすぎ

健康に影響を与えるほど過剰な体脂肪があります。

オススメフード

やや太り気味

理想的な体脂肪量です。

オススメフード

太り気味

理想的な体脂肪量です。

オススメフード

  • ※1:猫の種類やライフステージによって理想のスコアが異なる場合があります。
  • ※2:胸郭とは胸の骨格のことで、肋骨・背骨・胸骨からできています。

猫に必要な栄養素

猫に必要な栄養素は、私たち人間と同じ6種類となります。

  • 大豆たんぱく質筋肉をつくる。ホルモンや酵素となって働く
  • チーズ脂肪エネルギー源となる
  • パン炭水化物エネルギー源となる
  • レモンビタミン免疫力の維持。栄養吸収を助ける
  • 海藻ミネラル骨格の形成と体液を整える

この中でも、肉食動物の猫にとって特に重要なのはたんぱく質です。

キャットフードに含まれるたんぱく質の比率は、30%以上が理想だといわれています。そのため、栄養バランスを考えているキャットフードの多くは、たんぱく質を30%以上含んでいるものが多いです。

しかし、高齢期に入ると、今までと同じ食事を摂るというわけにはいきません。

例えば、たんぱく質の理想的な比率は、30%から26%以上に減少します。高齢期の猫にとって、たんぱく質を消化吸収するときに発生する尿素が負担となってしまうからです。

また、高齢期になったらリンの摂取量に注意しなければなりません。

リンを摂りすぎると腎臓に負担がかかり、腎臓病のリスクが高まるといわれています。

とくに6歳からは腎臓病にかかるリスクが高まるといわれていて、15歳以上の猫の約30%が慢性腎臓病にかかっているというデータもあります。

腎臓に不調を抱えている猫の特徴として、毒素や老廃物を体外に排出するために水分を摂りすぎてしまうことがあります。
猫の1日あたりの水分摂取量は、体重1㎏あたり約50ml以下といわれていることから、この基準を超える場合は多飲の傾向があるかもしれません。気になる方は、次のツールを使って1日の水分摂取量を計測してみましょう。

猫の1日に必要な水分量の基準(ml)

猫の体重(小数点第一位まで)kg

1日に与えているキャットフードの量g

キャットフードに含まれる水分量(※1)%

1日に必要な水分量の基準は〇〇mlです。(※2)

※1:キャットフードに含まれる水分量については、パッケージに記載されている素材構成(%)を入力してください。
※2:必要な水分量は、気温や運動量に左右されますので、こちらの基準は1つの目安としてご利用ください。

海外で行われた研究によると、腎臓病になってしまった猫にリン制限した食事を与えた結果、リンを制限しなかった猫よりも約3倍長く生きた(※1)というデータもあります。

これだけを聞くと、まるでリンに害があるかのように聞こえてしまいますが、リンは歯や骨をつくるために必要な成分であり、腎臓病ではない場合には特別に制限する必要はありませんので、ご安心ください。

※1:参考文献「Survival of cats with naturally occurring chronic renal failure: effect of dietary management

猫の1日あたりの摂取カロリーキャットフードの分類

キャットフードは、それに含まれる水分の量によって、
「ドライフード」「セミモイストフード(ソフトドライ)」「ウェットフード」
の3種類に分けられます。

市場に出回っているフードの多くのは水分含量の少ないドライフードですが、
水分含量の多いウェットフードも、食事と同時に水分を摂れるということで人気があります。

キャットフードの水分含量

分類名 水分含量 食感
ドライ 10%以下程度 カリカリ触感
セミモイスト(※1) 25~35%程度 しっとり
ウェット 75%程度 瑞々しい

※1:セミモイストフードはソフトドライと呼ばれることもあります。

また、キャットフードはその目的によって、「総合栄養」「間食」
「療法食」「副食・おかずタイプ」「栄養補助食」の5種類に分類されます。

基本的には総合栄養食さえ与えていれば、栄養が偏る問題はないといわれていますが
猫の嗜好の変化や、体調やライフステージによって他の分類のフードを使い分けると良いでしょう。

ただし、療法食については専門知識が必要になりますので、自己判断で選ぶのではなく医師に推奨されたものを与えましょう。

キャットフードの用途別分類

分類名 水内容
総合栄養食 水と一緒に摂ることで栄養バランスを保つことができる
間食 限られた量を与えることを意図したフード
療法食 疾病の治療を補助するフード
副食・おかずタイプ 嗜好増進を目的に与えるフード
栄養補助食 栄養バランスの調整やカロリー補給を目的をしたフード

キャットフードの選び方

ここまででご紹介したキャットフードを選ぶ前の予備知識は、次の3つです。

  1. 体重とライフステージに合わせたカロリーを摂取できること
  2. 年齢に合わせて栄養バランスが調整されていること
  3. 用途に合った分類のフードを選ぶこと

この3つに加えて、最後に1つ一番大切なことがあります。
それは、飼い猫に合ったキャットフードを選んであげることです。

何が飼い猫に合っているかは、飼い猫の好みや日々の変化を観察することで分かります。

例えば・・・

  • 小麦アレルギーが発症した
  • チキン系よりも魚系が大好き
  • 最近、避妊・去勢をしたばかりだ

など、飼い猫の好みや日々の変化に上記の3つが挙げられるとすると、
理想のキャットフードの条件としては、次の3つが当てはまります。

  • グレインフリー
  • 味・フレーバーが魚系
  • 低脂質・低カロリー

具体的な条件が決まったら、キャットフードを探すのはとても簡単です。カテゴリやタグで絞り込める通販サイトなら、さらに探しやすいかと思います。

なお、当サイトでもカテゴリやタグからキャットフードを検索することができますので、下記のボタンからどうぞ。